水辺の風景 2021年10月・第4週 再会

 10月23日 再会、ふたたび。    

晴天の日曜日、久しぶりに少し足を延ばしたのはいつもの今井川が本流・帷子川と合流する地点。 もしかして渡りの連中が帰ってきているカモ?

キンクロハジロホシハジロ、そしてオナガガモ。 高鳴る鼓動を抑え、訪れてみて・・・ 残念。 まだどなたもいらっしゃいませんでした。

 

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近頃は今井川の川辺で見かけなくなったイソヒヨドリ。 街中ですが相変わらず美声でさえずっていました。 あれだけの声で鳴いているのに、道行く人々がまったく足を止める事すらしないのが、私には不思議。

 

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例によって収穫無しの帰り道は、長い。 そしてようやく辿り着いた駅近くのゾーン。 以前はここで ホシゴイ を夢中で撮影していましたが・・・ !!

あの時とまったく同じ木、同じ場所。 真赤な眼のゴイサギが眠そうに留まっています。 確証などありませんが、あの ホシゴイ が成鳥・ゴイサギ の姿で私の目の前に。 今回の保土ヶ谷滞在中、何度か訪れては探していたものの、出会う事のなかったゴイちゃん。 私には嬉しい出来事、木の中であいかわらず撮影しにくい。 この時間じゃ、ねむいね。  

 

 

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気を取り直して、散歩のスタート地点、いつものフィールドへ。 逆光でどうかなと思いましたが、キジバトが水浴びに来たので撮影。 何が気になるのか、半端に終わらせて飛び立ちました。

 

 

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やっと捉えた、コゲラ。 結局、遠出するよりもいつものフィールドで多くのトリたちに出会います。 いることは分かっていたコゲラ、今日は少し近くで撮影ができました。 相変わらずチョコチョコと動き回って追うのが大変ですが。 

三枚目の写真、撮っている時は分からなかったのですが・・・ 写ってる、幻の赤い羽根! こんなコトが、かなり嬉しかったりします。

 

 

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こちらは同日・夕方前、3時頃の写真でまだ始動せず。 そこは Night Heron。 まだ水路に降りてないかと失望しましたが、見ている間にごそごそと動き出しました。 すわ出動かと身構えましたが、場所を少し下方に移してまたお休みとなりました。 小うるさいカメラマンに嫌気がさしただけカモ。

 

 

 10月23日 再会     

 

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やあ、おはよう。 目が合っちゃったね。 

君のその優しい眼差し・・・ 思い出したよ。 去年の冬、ここに来た時に一度会っていたんだね。 

先日 「カルガモマガモ・メスのハイブリッド」 などと書いてしまったけれど、君の頭はこれから少しづつグリーンに変わってゆくんだね? そう、つまりハイブリッドのオスのエクリプス、ってことだ。 君の世界はなかなか難しい・・・ といっても勝手にヒトが分類してるだけなんだけどね。 

あの冬、そして今も、君にどれくらい救われたか、伝えることができないのがもどかしい。 また会えるかな? 元気で、頑張れよ。

 

 

 

 10月21日 君の名は? 水中編  

本日は水の中。 この魚群、そこかしこにこのくらいの群がうごめいています。 川辺で写真を撮っていると、私がネーチャーリストに見えるのか、通りがかりのヒトによく質問されます。 「あの魚、何?」 「・・・何でしょうね」

調べてみると、どうも ボラの幼魚 ではないかと思います。 市が川に魚道を整備するなどして、吃水域から遡上してくる魚が増えた・・・ そんなことではないでしょうか。 ざっくりで体調が 10センチ超、けっこうな数であることは確かです。

 

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 10月20日 天気晴朗、トリ多し  

快晴。 鳥たちの気配もそこここに満ちています。 「明るい」 というのは撮影にとってこの上ないアドバンテージ。 上ばっかり見ていて水路の水鳥に目がいってません。

 

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朝の光の中、壁にもたれかかり半眼に佇む姿。 老いた道ネコの姿に菩薩を見てしまいました。

 

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電線シリーズ? 今の季節の主人公は ヒヨドリシジュウカラ。 カラはいったいどうやってそんなところに止まってられるんでしょう。

 

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ぜひキチンと撮ってみたい シジュウカラ の美しい羽根。 無念にもピン甘し。 前に枝とかがあるとほぼ失敗に終わります。 とはいえ中空だとピントを合わせる事すらできません。

 

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撮影機会が増え、小鳥たちの表情も写真に収まるようになってきました。 

 

 

 

 10月19日 これと云って無い一日  

この日の朝は、雨と云うほどでも無いまでも、雨。 小雨。 ということで、朝の散歩をさぼり、昼休みに散歩。 ヒヨドリの声、小鳥たちの気配、普段と変わらない昼下がりの様子。

 

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ほとんど ”毎日の定点観測” といえるような状況ですが、季節の移り変わりを鳥たちの種類の変化でこんなに感じることができるとは、思っていませんでした。 現在は ヒヨドリ に頻繁に出会います。 彼らは常に大きな声で鳴きますので判りやすい反面、電線の上などが多く、木に留まる姿を撮影する機会がさほどありません。 いつも鳴いてるので、口を大きく開いた写真が多くなります。

 

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先日見かけた コゲラシジュウカラ やスズメと行動を共にしていないか見ています。 が、今のところその気配なし。 

 

 

 10月18日 見るからに不思議だな。  

週末は小雨模様で散歩もできず。 本日は快晴の清々しい朝でしたが、気温がいきなりグッと下がりました。 

川辺を訪れてみて唖然。 見渡す限り カモ たちの姿がありません。 何故? 気温? まあ・・・そんな日もあるさ。

 

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キジバトが電線の上でストレッチをしているところですが、改めて写真で見ると不思議な感じ。 ここまでまわるのは キジバト くらいでしょうか。 もっときちんと撮影したかったデス。 キジバトの写真も、まだまだデス。