アザミの花と、海を渡る蝶 2021年 5月

f:id:amami_atq:20210518224737j:plain

 

渡り鳥のように旅をする蝶がいることは、何となく知識としてありました。

この蝶の行動がマーキング調査によって確認されたのは 1980年代 からというから、意外と最近のことなので驚きました。

 

「 てふてふが一匹 韃靼海峡を渡って行った 」

 

いつどこで覚えたものか、生物学の知識よりも前に、この詩文が頭にありました。

そのため ”海を渡る蝶がいる” ということは何の違和感も無く受け入れられるものでした。

近頃は水鳥たちの北帰行に置いてけぼりにされ、ラップランドへ向かう鳥たちに思いをはせる事、しばしば。

この蝶は初夏より日本に留まるそう・・・、去る者も有れば来るものも、また有り。

 

写真は海を渡る蝶、アサギマダラ。

野鳥を見に訪れたダム湖の近くで出会い、撮影したものです。

 

f:id:amami_atq:20210518224806j:plain

 

f:id:amami_atq:20210518230358j:plain

ブッポウソウ ダム付近にて

ダムのロケーションで撮影できる小鳥はとにかく遠すぎて、我が家のブルーボタンインコと区別できないくらい、何だか分かりませんが・・・

こちらはブッポウソウを遠景に捉えた写真。

 

■撮影地 : 熊本県 美里町 2021年 5月9日