渡り鳥のように旅をする蝶がいることは、何となく知識としてありました。
この蝶の行動がマーキング調査によって確認されたのは 1980年代 からというから、意外と最近のことなので驚きました。
「 てふてふが一匹 韃靼海峡を渡って行った 」
いつどこで覚えたものか、生物学の知識よりも前に、この詩文が頭にありました。
そのため ”海を渡る蝶がいる” ということは何の違和感も無く受け入れられるものでした。
近頃は水鳥たちの北帰行に置いてけぼりにされ、ラップランドへ向かう鳥たちに思いをはせる事、しばしば。
この蝶は初夏より日本に留まるそう・・・、去る者も有れば来るものも、また有り。
写真は海を渡る蝶、アサギマダラ。
野鳥を見に訪れたダム湖の近くで出会い、撮影したものです。
ダムのロケーションで撮影できる小鳥はとにかく遠すぎて、我が家のブルーボタンインコと区別できないくらい、何だか分かりませんが・・・
こちらはブッポウソウを遠景に捉えた写真。