温かな陽気に促され、お昼にスキをついて江津湖へ行ってみました。
水鳥でいっぱいだった湖面は予想通り、ほとんど鳥たちの影も無くて、それはもう寂しい風景。
とは言っても、ごく僅かですが、まだここに残っているもの達がいます。
そんな景色も、よく見ておかないと。
まずはヒドリガモ。
数にすれば 10羽か、それくらいの小さな群ですが、まだ居ました。
彼らはここに留まるのでしょうか。
私達のすぐ近くを群が泳いで通るのですが・・・ 行ったり来たり。
何だか人間を強く意識している気配が眼差しからも伝わってきます。
怖がるのではなくて、何かを期待しているような・・・
オマエら、さては・・・ もらってんな?
私たちは江津湖で鳥たちを観察するようになってからまだ日も浅いのですが、いつも彼ともう一羽、寄り添って過ごしている マガモ がいます。
訪れるたびに様子を見ていますが、恐らく何かのハンディを持った二羽、静かにここ江津湖に留まっている様に見えます。
野鳥を愛し応援する人が多くいる場所ですので、ご存知の方も多い二羽なのかもしれません。
ヒトの近付かない丘へ上がって休んでいることが多い、彼ら。
彼らは北へは渡れないのでしょう。
彼らのことを、もっとよく知りたいと思います。
サギは今日も変わらず元気。
はたから見ていると、狂ったように小躍りしたり羽ばたいたり。
忙しい事は、結構なことです。
その他、小鳥たちにはあまり目を向ける時間もありませんでしたが、水鳥ではやはり残っているカイツブリたち、そして数は減りましたがオオバン。
カルガモは見かけませんでしたが、あまり踏み込む時間も無かったので、どこかにはいるのでしょう。
何しろ、広いエリアですから。