カモ図鑑をつくろう! fig. 07 オカヨシガモ

和名 【 オカヨシガモ 】 英名:GADWALL  

カモ科マガモ

 

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オス 2021年 1月 熊本市 江津湖

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メス

 

カモの世界はどうしても冬季・オスの華やかな羽衣に目が奪われがちです。

そんな中、このオカヨシガモは雌雄ともに、ある意味で地味。

下手をすると居ることに気付かず、また経験を積むまでは識別もできませんでした。

 

とは言いながら、よく見ればなかなか味のある羽衣で、胸の部分の細かい紋様であったり、ヨシガモにも通じるジェントルで涼し気な眼差しであったり。

茶系からグレーの渋い羽衣も、見慣れるとなかなか素敵なものです。

 

水に浮かぶ姿など、カルガモなどボリューム感のある種に比べ、少し扁平した平べったい姿に映ります。

羽を伸ばすシーンを観察する機会があり、独特の渋い赤茶色を呈する羽色を見ることができました。

翼鏡は白色という事ですが、まだうまく写真に残すことができていません。

大きな群は見たことが無く、いつも他種のカモに混じっていることろで気付きます。

立田山で見かけたのは単騎・オスでしたが、ハシビロのメスとずっと一緒に過ごしている様で、少し不思議でしたが、終始寛いだ姿が印象的でした。

 

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オス

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オス 球磨川河口にて

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ツガイ・・・ カモ

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ハシビロのメスと寛ぐ姿 2021年 2月 立田山