この正月は大晦日から降り続く雪模様と聞いていたので、おそらく外へは出られまいと思っていたのですが。
ここ熊本は雪にはならず、雲間に日の差すような穏やかな陽気となりました。
プランも無かったので、またふらりと野山の散歩へ。
今年はじめての出会いは コゲラ でした。
散策路に ”キツツキの森” とあり、以前もコツコツと幹をつつく音は聞きましたが、初めてその シマシマ 姿を見ることができました。
小さな種なのでしょうが、キツツキなる鳥がこんなに小さいとは知らず、驚きました。
幹の表面をつついたり探ったりしながら、ちょこまかと動き回ります。
私たちから数メートルの場所におりましたが意外にも飛び去ることは無く、もっと写真が撮れそうなものでしたが、掲載は一枚だけ、しかもやさしくボケ気味。
まあ出会いの記録としてはこんなものでしょう。
前回訪れた際、シジュウカラかなと思って撮影していた エナガ をまた見たくて訪れた森。
今日も声はするのですが群れてはいない様で、結局写真も撮れず。
枝葉に止まるシジュウカラの写真が一枚だけとれました。
いつもながら、端正で美しい姿です。
前回は気負いすぎて上手く鳥たちを見つけられなかったり、また見つけても写真が撮れなかったりした事が大きな敗北感となったのをふまえ、今回は 「まあ、そんなもの」 と心持ちを新たに訪れました。
コゲラという鳥を知ることができましたので、正直嬉しかったです。
あまり深入りはせず、駐車スペースに戻りましたが、近くの池だけは覗いてみようということになりました。
前回訪れた時には時間も悪かったのかもしれませんが、鳥の姿が全く見られなかったのですが、今日はカルガモの一群が餌を食んでいました。
写真は偶然の取合わせですが ハシビロガモ のオス と、トモエガモ のメス。
いつもの事ですが、カルガモたちに混じって少し様子の違うのが混じっており、ファインダー越しに顔を見てびっくり。
金色の眼、濃緑の顔から延びる大きく真黒なしゃもじ形のクチバシ。
初めての私はドギモを抜かれるくらいの風貌。
下の写真は エクリプス でしょうか、黒く大きなクチバシは同じです。
そして、これまた初めて出会った水鳥、トモエガモ。
オスはモダンで美しい色彩が魅力的です。
メスはホッペに白い斑点状の色抜けがあることが特徴のようです。
カモのメスはその場で判別などできず、帰宅後に写真を整理していて 「やはりメスも来ていたんだ」 とに気付くことになります。
■撮影:熊本市 立田山
最後は帰宅後に庭で撮影したメジロです。