暖かな日曜日、横島から荒尾へ野鳥を見に行ってきました。
福岡県や、佐賀平野から熊本県の北部では、けっこうメジャーな野鳥、カササギ。
畑でいたずらっぽく遊んでいたり、電柱の上に巣をつくったりと、人の近くに住む身近な鳥です。
カッ カッ カッ・・ という、さして愛嬌も無い鳴き声がしたら、そこに居ます。
電柱のトップに目立つ巣をつくる習性があり、ツガイで行動しているように見えます。
小型のカラスといった風貌ですが、瑠璃色の羽根がとても美しく、長い尾をもつ飛影が印象的な鳥です。
近頃は水鳥ばかりを被写体にしておりましたため、前回訪れた際には小さくてすばしっこく飛び回る小鳥たちを撮影できず、情けない思いをしました。
今回は小さな鳥たちをたくさん観察したいと思っておりました。
セキレイはどこでも見かけますが、ヒトとの距離感が近い鳥の代表格、器用で美しい飛行法を身につけており、ヒトの動きなどは見切った感じで近くまで寄ることができます。
やはり電線にとまる鳥がもっとも見つけやすく、多く撮影してしまいます。
前回よりは羽の美しいグラデーションを写し取ることができ、一歩前進。
いつか樹の枝にとまる姿を撮影したいと思いますが、今回はこれで。
木の中で ”ピュルピュル、ピュルピュル” と騒ぐので、居るとすぐに分かります。
名の通り、目の周りの白と、美しいグリーンがやはり綺麗な小鳥です。
群れていることが多く、目移りしているとあっという間に散ってしまいます。
身近な大型鳥の代表、いつどこで出会ってもフォトジェニックなサギたち。
シラサギは浅い瀬に立っていることが多く、水に映る姿といっしょに収める絵が多いのですが、何度でも撮影したくなる美しい構図です。
独特の明るいイエローが目を引きます。
街で、川で、コンビニの駐車場で、当たり前のように日常出会う小鳥。
セキレイのいない世界なんて、考えたくもありません。
ものすごい羽根の模様、長く立派なクチバシ。
調べましたら ”タシギ” とありましたが、「タ」 は 「田んぼ」 でしょうかね。
容姿端麗でオーソドックスな美しさ。
いたずらそうな目が可愛い鳥ですね。
これまた、初めて出会いました。
ここは猛禽類も種類多く観察できるポイントの様で、今日は小さめの猛禽類・チョウゲンボウに出会うことができました。
目の下の黒いラインやヒョウ柄の羽を見ていると、チーターを連想します。
ツグミも出会う事の多い野鳥ですが、胸の斑点模様が印象的です。
モズもいろいろな種類が見られるようですが、こちらはメスでしょうか。
写真のように何かの先端に止まっている事が多い印象があります。
見つけさえすれば、比較的撮影しやすいかもしれません。
私は初めて出会いました。
見たことも聞いたこともなかった鳥でしたので、驚きと感動。
遊色の美しい羽色、立派な冠羽、ユニークで独特な風貌。
後ろ姿もたまらなく好い雰囲気。
九州では比較的見られるようですが、関東以北では ”減ってしまった” 種だそうです。
ここまで
場所を変えて、今度は水鳥。
ちょっと距離がありましたが、野生のオシドリを見るのも初めて。
見るからに不思議な生きものです。
ここではマガモと一緒に屯していました。
メスは地味ですが、なかなかキュートですね。
ハジロを撮影するのも初めてでしたが、輝く目が特徴的な美しい鳥でした。
この三羽くらいしか見られなかったのですが、悠々と泳ぐ姿を撮影することができました。
みなさん、お休みの様で、残念ながら顔やクチバシなどを見ることができませんでしたが、ここではレッドリストに挙げられている ”クロツラ” のヘラサギが来ているということだったので、この一団、もしくは一部がそうなんだと思うのですが。
また機会があったら会いに来たいと思いますが、その時は時間帯を改めて。
今回はお休み風景だけいただきました。
ここまで