無計画と経験値の不足により、庭から色が消失してしまいました。(グリーン以外の)
この夏も例により厳しい事ばかりでした。
例を挙げれば
・ミモザとイギリスナラがミノムシの大発生によりボロボロに
・ドドナエアも同じくミノムシにより株の半分が立ち枯れに
・高温多湿とスズメガによりヨーロッパブドウは二度枯れ
などなど。
本来なら今頃、イギリスナラ・アトロプルプレアの美しい紅葉を楽しんでいるはずでしたし、ドドナエアはチョコレート・カラーの葉で目を楽しませてくれたはず、そして、ブドウも木漏れ日に真赤な葉をきらめかせてくれたはず。
日本で栽培されているブドウは殆どヨーロッパ原種ではないはずで、この欧州種は日本の、ましてやここ熊本の高温多湿に耐えられるかは疑問でしたが、これで2年連続の失敗、株は生きておりますが。
今年は 地植え と大きなプランター、そしてもう一鉢、それぞれ環境を変えて臨みましたが、結果は散々なもの。
かろうじて地植えの株に葉が残っておりますが、こちらも梅雨時に一度枯れ落ちたため成長不足、スズメガとの戦いにやつれ果てた姿が悲しいものです。
いっそ室内で育ててみては? という考えがよぎりますが、我が家で安定して日照を確保できる環境を整えられるかどうか・・・
また長い冬季の休眠期に入りますので、じっくりと考えてみたいと思います。
失敗はたくさんありますが、ガーデニングで嬉しいのが新しい息吹を見つけること。
まずはアネモネ。
花壇の植込みに例により ”この葉、何だっけ?” という新しい葉が数枚、土から芽吹いて顔を出しているものを見つけました。
昨シーズン新たに入手して植えた アネモネ・フルゲンス が植わっていた場所と気付きました。
「植えっ放しで楽しめる」とは聞いていましたので、もしまた楽しめたら嬉しい。
そこでまた思い出したのですが、そういえばもう一鉢、花が終わって眠らせていたアネモネがありました。
引っ張り出してみますと、水をやらずに保管していましたので一見して何の変化も見られませんが、中身を丁寧に掘り出して見ますと、良し悪しは私には分かりませんが、球根が恐らく包まれているであろう数個の ”土くれ” から、僅かに白い芽が顔を出した状態でした。
地植えに誘発され、常緑のロシアンオリーブとミモザがつくる半日陰に場所を選んで植付けました。
植えてから思いましたが、ちょっと時期が早かったかな?
どうなるものか、楽しみです。
パンダスミレが飽和状態に近くなっておりましたので、株を切り分けて(と云っても簡単に手で分割できるものですが)新しいプランターに植え替え。
可憐な花を長く楽しませてくれるスミレ、プランターのヘリから垂れ下がるように、仕上げてみたいと思います。