何で食べないの?

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昨日は急場のことと、インコの赤ちゃん食をつくり、それにハトムギを混ぜて強引にくちばしをこじ開けて流しこませましたが、ハトなんですから、それに合った餌や方法があるかもしれません。

無理やりに食べさせる、というのは今まで数羽のヒナを育ててきた中でも経験をしてきたことで、
中にはガンとして食べたがらないヤツがおり、それが度を越していれば力づくで食べさせます。
今回は野鳥ですし、やっぱり親以外からは食べようとしないんだね、などと妙に感心などしておりましたが、
妻が少し調べてみると、”ぜんぜん違うみたい・・・餌もあげ方も”と驚いている様子。

『美味しくなかったんだね・・・』

と反省し、仕込んだ材料でつくり上げた餌を試してみると、ようやく食べる気がするものが来た!
とでもいうように、くちばしを ”くくくっ”と動かして、決して器用に効率の良い食べ方では無いにせよ、自ら”食べる意思”を見せてくれました。
この瞬間は何度も味わいましたが、そう、安堵感でしょうか、とにかくよいモノですね。
本当にホッとする瞬間です。これならもう大丈夫。

しかしハトさん、ヘタクソですねぇ、食べ方が。
それも可愛いところではありますが。


餌に関しては、やはり先人の教えに学ばせていただきました。
それ無しではなかなか解決しないところだったと思います。
本当に解りやすく、丁寧な解説をアップしていらっしゃる方々に心よりお礼申し上げます。

記録はできるだけ整理して残そうと思っていましたが、この”美味しくないエサ”を与える時は、
何せ私がヒナのフケだらけになりながら両手で圧迫しないように抑えこみ、妻はくちばしのわずかな
隙間に爪を掛けてエサを放り込む、という役割に必死で、ろくな写真がありません。

ピンぼけの大きな”そのう”が少しわかる ”くーさん”の写真を掲載しました。
結局のところ、名前は”くーさん”に。
当初、ハトの名前は意地でも”パピプペポ”で決着を付けなければならぬような、これまた変な
しばりで、一人で苦しんでいましたが、この頃のくーさんは全く音を発しませんでした。