The songs of WILD BIRDS
玉名方面へと向かう、いつもの海辺の道。 いくつか観測ポイントを決めていますが、車を停めて堤防から干潟になりつつある海辺をのぞき込むと、大きな白い鳥が3羽、潮だまりをさらっているのが見えました。 クロツラヘラサギ。 冬の主役たちが続々と姿を現し…
10月になりました。 この季節には思いがけない出会いを経験していますので、そわそわしながら港エリアへ足を運びます。 堤防の高みからクリークを見下ろしていると、水路の上をひらひらと飛翔している白いトリ、一羽。 姿かたち、水面に飛び込む様子からすぐ…
新しいレンズに慣れるため、できれば三脚を使用する練習もしたく、のんびりとした開けたフィールドはどこが好いか・・・ と、結局は八代の干拓地へ赴きました。 ここなら猛禽類と会えるでしょうし、今頃ならシギだって来ているハズ。 干拓地へと右折し、防波…
新たに導入した機材をテストするなら、いつも撮影している場所が好いだろうと港エリアへ。 夕方前のひと時、迎えてくれたのはいつものシギたち。 いつもの アオアシシギ たちがさかんに鳴き合うのを心地よく聞きながら撮影していると、中に見かけないような…
まずは港エリア。 3羽のカモ、カルガモに挟まれた一羽は何でしょう。 ホシハジロ の幼鳥とか・・・ 嘴は真っ黒なので違うか。 僅かに黄色味のあるセキレイ。 セキレイもなかなか分類の難しいトリですが、ここではツメナガセキレイ も見られるので、それか? …
9月になっても引き続き暑い日々、それでも何か少しだけ違う空気を感じる・・・ 感じたいだけかもしれません。 足しげく通って、フィールドがそんなに変わるわけが無いと思うのですが。 今日はまた、ツバメがやたらと群れているなと撮影しておきましたが、例…
先日の雲仙山中での体験が残像として残り、山へ繰り出しますが・・・ やはりこの季節、森での探鳥は少しちょっと難しいようでした。 気を取り直して、水源や水脈を気ままに散策しました。 河辺を探っていて突然出会った黒い鳥。 正体はどうやら カワガラス。…
こんなに休暇らしい休暇は何年ぶりだろう・・・ せっかく思い切ってお休みをつくったのだから・・・ と、一足伸ばすコース設定を思案。 ●朝4時に起床、一路「天草」へドライブ ●天草の海鳥を探鳥し、フェリーで島原へ ●フェリーの航路で オオミズナギドリ を…
久しぶりに八代方面へ足を延ばします。 鳥見には厳しい、とにかく暑い夏の日。 海辺には夕方前にたどり着くよう、まずは山の方へ。 球磨川を見下ろす景色、石段を登ってたどり着いた稲荷の山の中腹。 川からの涼風が渡ってきて、休憩にはもってこい。 休みな…
この日もエリアには アオアシシギ の声が響きます。 8月に入り暑い日が続いていますが、週明けからは台風の影響を受ける見込み。 空気が澄んで周辺の山々が綺麗でした。 セイタカシギ が一羽だけ見られました。 エンジンを止めて車室からしばらく眺めるうち…
水辺の風景は、いつもの港エリア。 シギの姿を探して水の張られた耕作地を見回ります。 この季節に出会えるシギでは アオアシシギ。 この日は 20羽 ほどの群が見られました。 痛めた羽を養生中の オオバン、ゴミを集めて巣をつくるカイツブリ。 いつもの営み…
梅雨の蒸し暑さが嫌で、仕方なかった。 晴れたら晴れたで、たまったもんではないな。 乗り切れる気が、しない。 天気もそう、何やかんやあって訪れることができなかった コアジサシ たちのコロニー。 前の豪雨で子育てどころではなくなったかもしれない。 今…
訪れた港エリア、快晴とはいかないまでも久しぶりの青い空。 夏には夏の風景が広がります。 見守っている水路のカイツブリ親子。 ずいぶんと大きくなりました。
いったいいつまで降るんだ? も三週間くらい続いている気がする、雨。 まともにガーデニング作業もできず、息苦しい。 てことで、海辺を散策。 今の時期、カイツブリの子育てを見ているだけで、少しは心が和みます。 今日もやってるやってる。 ヒナたちもず…
強い雨が数日続き、水回りの景色もずいぶんと変わっていようかと迎えた週末。 気になるのはカイツブリたちの様子。 数日前に庭のミモザの樹が倒れ、今日はどうしてもその後片付けをしなければなりませんでしたが・・・ 少しだけ、と港エリアへ足を運びました…
週末、あいにくの雨。 まあ梅雨だからしかたの無いこと。 ただ小雨そぼ降る森というのは好いものです。 生い茂る木々の葉は青く、人影もなく、鳥たちの囀りもいっそう神秘的な響きを帯びています。 どこかでキビタキが鳴いています。 コゲラのドラミングが聞…
エメラルドグリーンの美しい水流。 江津湖のクリークで出会った夏毛のカイツブリ。 江津湖のコスズメ。 ■撮影地 : 江津湖 熊本市
オフィスからさほど遠くもない片側2車線の通り、夕暮れ前にはその街路樹には多くのスズメと、そしてムクドリが集まります。 ムクドリに混じってコムクドリが多く見られることに気付いたのは昨年のこと。 この日。 オフィスのすぐ目の前の電柱に数は多くもあ…
天気予報ではけっこうな雨になるようだったので無企画で臨んだ日曜の朝、 ふたを開けてみれば曇り時々雨、時々日差し。 休日の朝を少しのんびり過ごしてから、オオヨシキリたちがやかましく鳴きたてる繁殖シーズン、季節がホットなうちにと港エリアへ。 先週…
C難度。 早起きに失敗し、遠出する時間もないので、近場の港エリアを久しぶりに訪れました。 ハイシーズンとは云えない、6月。 カイツブリの様子でも見てみようと訪れましたが、営巣はまだ先のようでした。 高くなっている堤防の道から見渡しますが、外の干…
シギ・チドリの楽園。 前回訪れて、もう今季は最後かなと思いつつ・・・ 居なくなるなら、それならそれで ”居ないこと” を確かめたい。 などと理屈をこねて三週連続の海岸観察。 シロチドリ 潮の塩梅を確かめて訪れた、朝の海岸。 爽やかな天候なれど、一見…
波打ち際で遊ぶ シロチドリ 日曜日、晴れ曇り。 午前中から動こうかと思いましたが潮をチェックすると、どうも午前中からの好い時間は干潮。 満潮は 午後・4時47分頃 ということで、夕方の満潮から潮が引き出すはじめる頃合いをターゲットとして、海岸を訪れ…
会社を少し早くあがる事ができて、といっても6時30分を過ぎていましたが、ずいぶんと日が長くなりましたので、ちょっと寄り道スナップを。 まずはムクドリ。 街路樹にずいぶんと沢山集まっている気配を感じていましたので、確認に。 やはり、混群。 数は圧倒…
干拓地の野鳥観察は冬季シーズンが盛、ですが・・・ 季節変わりの干拓地にもいろいろな楽しみがあります。 この日は7~8羽、ムナグロの小さな群に出会いました。 収穫の終わった耕作地で食事中・・・ こんなとこに居るんだ。 先ほどまで海岸で見ていたダイ…
野鳥好きな義姉からの知らせで駆け付けた、河川敷。 距離時間にして、我が家から3分の目と鼻の先。 前から聞いてはいたけれど、こんなのが居るんだ、こんな所に。 大きさも、派手さもクラスが違う。 以前、といってもそれこそ30年前くらいに岐阜だったか、田…
■ ラムサール条約の地、荒尾海岸にて 久しぶりに訪れる荒尾の海岸。 シギたちが大挙して押し寄せる、ラムサール条約で保護されたエリアです。 多くのシギは留鳥というわけではなく、長い移動の途中に立ち寄ります。 この豊かな海辺で疲れを癒し、お腹を満た…
■4月29日 雨の熊本港周辺にて そろそろ シギ が見られる季節。 この日はあいにくの雨模様。 ただ水鳥たちは多少の雨など全く意に介しません。 そんな様子も見たくて、いつもの水辺を訪れました。 さっそく数種のシギたちを確認。 いずれも群というほどでは無…
和名 【 メジロガモ 】 英名:Ferruginous Duck カモ科 スズガモ属 メジロガモ・オス 撮影 2023年4月 熊本市 野鳥図鑑など眺めていると、その種の鳥と出会える可能性がどのくらいか? という尺度が、表現は様々ですが、付記されている事が多いと思います。 …
先日の港エリアでの撮影、特に ツリスガラ の画像がもうひとつシャキッとせず、この先また出会う機会も分からないとすれば、ちょっと悔しいな、と思ってしまいました。 この日は快晴。 快晴の昼時が撮影に好いということでも無いのですが、改めてポイントを…
時間帯なのか、潮の加減なのか・・・ いや、そうではないでしょう。 ここしばらく通い続けた熊本港の構内から カンムリカイツブリ の姿が消えました、残念。 この ”置いてけぼり感” は毎年のこと。 それはそれ、北帰行の感傷にふけっている場合でもありませ…