#陶芸

須恵器を眺めながら・・・

須恵器をみるといつも思うのですが、なんともまあ、現代でもさぞかしつくるのが大変そうなものを、よくも量産したものです。 薄作りでシャープな器成形、古代が 「上手」 で、中世になると 「ぼってり」。 技術というものは、基本的には引継がれていくものの…

残欠の景色。

残欠、コワレモノを愛でるというセンスは日本人だけでなく、諸外国にもあるのでしょうか。 ”あまり例を見ない慣習である” と、知識人のように言い放ちたいところですが、表立って採り上げられるテーマでもなく、学術的な話は耳にしたことがありません。 残欠…