水辺の風景 2021年6月9日 白川 居残りガモ

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ササゴイ 夕景

いつも夕景ばかりで、同じような写真になってしまう。

たまには早朝に訪れてみては・・・ とも思うのですが、これができません。

ただ、定点観測をしていると、小さな変化に気付きます。

この時間帯ではしばらく見かけなかったカモたちが、ここ数日は姿を見せています。

 

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マガモササゴイ

どちらかと云えば警戒心の強い マガモ ですが、今日はけっこう近くで見ることができました。

カモを近くで撮影するのも本当に久しぶり。

改めて体の大きさや、美しい姿に感心してしまいました。 

 

それにしても、この夏の陽気。

いまだに所謂 「冬毛」 と見えますが、換羽の時期はいつ頃なのか、気になります。

先ごろ一羽がエクリプスの羽衣をまとっていただけに、ここで見かける数羽がまだ冬季の羽衣なのは、なぜなのか。

そんなものなのか・・・。

 

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中州で寛ぐカルガモ

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居残り組を観察することで、ごく限られた種にはなると思いますが 「エクリプス」 を撮影する機会が訪れるのではと考えています。

 

まだまだ、観察は続きます。

飽きもせず。

 

■撮影地 : 熊本市 白川

水辺の風景 白川 6月7日 サギと居残りカモ 

例により夕景、サギの集う風景。

まったくもって見飽きません、しつこく取材。

いつもの場所で、いつものメンツで。

 

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いつもの場所で・・・

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この日はサギたちの他に、最近見かけなかった カモ が数羽見られました。

この時期に見かけるということは、居残り組。

対岸・遠くに2羽が休み、もう一羽は少し羽衣が異なりますが、人工の瀬でひたすら水にクチバシを差し入れています。

 

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対岸の2羽は、どうやら マガモ のオス。

そして、もう一羽は マガモ・オス の エクリプス かと思いますが、見守る間ずっと、クチバシを水に差しいれているのは食事の仕方でしょうか。

 

どうも羽衣がボロボロしているので 「抜け替わりかな」 などと思っていましたが・・・

いつも後から画像で気付くのですが、彼はどうやら初列風切のあたりをガブリとやられているようで、羽軸がむき出しになっています。

それで飛べるのかと心配になりますが、少なくとも北帰行はムリ。

行けない理由が、あるんですね。

羽根もどこまで再生するか・・・ 

 

しばらくはここで会う事が多くなるかもしれませんし、そうでないかも。

厳しいね。

 

■撮影地:熊本市 白川

 

キジバト交流録 2021年6月8日 暑いね

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暑いね

梅雨の中休み、暑い。

強い日差しを浴びると、自然に羽が開いてしまう、キジバト

更に熱くなると、今度は口が開いてきますが、今日はそこまででは無いようです。

 

しばらく現れなくなっていたキジバトですが、ここ最近はよく顔を出します。

私を怖がらないところを見ると、以前から交流のあるハトなんだと思うのですが、何せ個体の識別がつきません。

幾回かの世代交代もあって、もう長い長い付き合いのハトたち。

今度は水浴びセットでも用意してあげようか。

 

しかし、暑いね。

6月からこれじゃぁ、先が思いやられるな。

 

 

ガーデニングショット 2021年 6月6日 再度ミモザ剪定 豆鞘収穫

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ミモザの豆鞘・種子

記録では前回、4月の初めころ、適期とみて剪定したミモザ

思い切ってやったつもりでしたが、例により倍返しの成長ぶり、あっという間に前にもまして枝葉は成長し、モサモサとした姿に。

新葉の枝先は色変わりが美しく、そのまま楽しみたい気持ちを抑えるのが難しいくらい、さらには来年の花芽も既に成長しており、ホントに剪定などしたくない・・・。

 

それでもやはり、来たる台風シーズンへの備えを考えると、また、このまま高さを抑えずに放置すると以降のメンテナンスが困難になることもあり 「今やっておかないと・・」 との結論に至りました。

2年前の強い台風、倒壊を防ぐために暴風雨の中で場当たりに無茶苦茶な剪定をして何とか難を逃れた記憶・・・ 完全にトラウマです。

 

Before & After の記録を残す余力も無く、とにかく作業。

それとは別に、今日はミモザの種を収穫した記録です。

 

写真・左側の豆鞘が プルプレア、右側が レッドクリスタル 。 

そもそも収穫の適期かもわかりませんでしたが、剪定時のついでに鞘を収穫しました。

両者の豆鞘は外観で区別が難しいようで、混じらない様に区別。

すでに鞘は十分に乾いて開き、中の種子が見えています。

放置すれば、その場で種がこぼれるでしょう。

こぼれ種から発芽したり、するんでしょうか。

 

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開いた鞘、中には黒い種子が並びます。

 

さて、収穫したこの種子。

どうしたものか・・・ 悩むところですが。

そもそも発芽するものなのか、植えるならタイミングは?

また、長期保管が可能かどうか。

すべてが初めての経験ですので、何でも試してみるしか無いようです。 

 

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ミモザの剪定枝と諦めたユーカリ

ユーカリを諦めました。

鉢植で持ちこたえさせることができず、無念。

先端には蕾も付いて綺麗ですが、それ以外の根元から中間のひょろりと伸びた枝部の葉はすべて落ち、復活させることができませんでした。

葉が落ちたところは再生しないように思えます。

とても好きなプランツですので、またチャレンジしてみたいと思いますが。

しばらく頭を冷やす時間が必要です。

写真は最後に美しい部分をカットして活けたもの。

上手く育てられなくて、ごめんね。

 

カモ図鑑をつくろう! fig. 16 バン

 和名 【 バン 】 英名:Common Moorhen 

 クイナ科 バン属

 

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雌雄不明 2020年12月 玉名市

こちら バン も カモ類ではありませんが、私のまわりの環境では比較的出会うことの多い、親しみのあるトリです。 

そのわりにはあまり、彼らの事をよく知らないことに気付きました。

 

瀬に頭を出す岩の上や陸に上がった姿を見かけることが多く、若草色の脚がいつも見えている気がします。

水場としては比較的狭い水路やクリークで、葦原が混在しているようなところ、勝手に 「クイナゾーン」 と呼んでおりますが、岸際に身を隠すような草陰が多く、多少水深のあるエリアを好んで居るように思えます。

ヒクイナが潜んでいたり、カイツブリが子育てをするゾーンとシンクロしています。

写真には広い水面に浮かんでいる様子がありますが、意外と見ないシーンかも。

公園で人目を避けつつも、頻繁に丘に上がって餌を探しているところを見かけます。

 

黄色からオレンジ・赤へと鮮やかな色彩の額板が大きな特徴。

ツンと突き上げた尾筒もそうですが、その大きな若草色の足に目が行きます。

大きな足には水かきが無く、カモ類ほど水上での推進力が得られない構造になっていますが、陸上では敏捷です。

恐竜を見ている様な迫力のディテールに感心します。

 

 

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湖水上で 雌雄不明・若鳥か 熊本市

 

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■撮影地 : 熊本市 江津湖 

 

ガーデニングショット 2021年 6月初 イギリスナラ・ヨーロッパブドウ

例年に無い、早い梅雨入り。

ガーデニングにどのような影響があるのか・・・

 

考えずにはいられませんが、真っ先に思い当たるのが ヨーロッパブドウ・プルプレア への悪影響です。

以前も触れましたが、ヨーロッパ系のブドウ品種は日本の梅雨に耐えられません。

長雨、高温多湿、そして日照不足。

スズメガの幼虫に食べられることも拍車を掛け、昨年は 2度、丸坊主になりました。

葉が赤くなり、縁が赤さびの様に縮れ出したら、その後は葉がダメになってゆくのを止められませんでした。

それでも生き残って、春にまた芽吹いた姿には心を打たれました。

そもそも輸入系の植物を 「あまりにも美しすぎるから」という理由で衝動的に購入、我が家に迎えることにはリスクが伴うことと分かっていました。

 

ヨーロッパブドウは現在 3株、リスクヘッジと試行錯誤のため

1. フェンス際に地植え

2. 大きなプランターで東側・玄関先の軒下

3. 気楽に移動できるくらいの鉢植で、基本は南側の庇下

を試しています。

 

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1. 地植え

 

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2. 大きなプランター

 

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3. 鉢植

 

昨年はあまり成長の見られなかった地植えの株ですが、今年は様子が異なります。

ここまで、目に見えて大きくなりましたし、強力なツルの伸び方が段違いです。

また少しスズメガに食べられてしまいましたが・・・、 まだまだ大丈夫。

ですが、長梅雨となると、どうでしょうか。

 

鉢植は気付いたら、葉が赤くなり、早くも例の症状が見られます。

これはちょっと、持たないカモ。

プランターはまだ何とか、という感じですが、地植えと比べると勢いがありません。

それは致し方ない事かもしれませんが。

 

 

さて、次にイギリスナラ。

いずれも地植えで2株、コンコルディアとアトロプルプレア。

この2株に変化がありました。

 

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ドングリ?

 

コンコルディアは昨年、目に見えて成長しましたが、上にも僅かに伸びたものの、そのエネルギーを横へ大きく枝を張ることに費やしました。

意に反し、通路をふさぐように伸び伸びとなった枝は冬の間にはらいましたが、今年もやはり、横への成長が大きく、新しい枝も急成長します。

せっかく伸びても、また剪定するのかとため息が出ますが。

 

主幹のトップに僅か四つ、小さな若いドングリのようなものができていることに最近気づきました。

花を見た記憶が無く、これには驚きましたが、見守りたいと思います。

 

 

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対して、アトロプルプレア。

こちらは高さも枝張も、ほとんど成長というものが見られません、昨年も同じでした。

それでも春には芽吹き、簪のような花がたくさん付き、現在は葉の色も濃い緑に落ち着いています。

アトロプルプレアの葉はコンコルディアに比べ、かなり小さな可愛らしいものです。

こちらにもドングリのようなものが見られましたが、これも今年が初めてです。

 

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アメリハナズオウ

アメリハナズオウ、昨年は貧弱だった樹形、急激に立派になりました。

大きくなりすぎそうで、こちらも困惑。

一枚の葉も、ふた回りくらい大きなものになった気がします。

 

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復活したブラックムーニー

枯れて葉も無くなっていたブラックムーニーは復活したと云える状態。

厚みが増し、花も咲きだしています。

 

 

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ネムノキの花

ネムノキもカイガラムシにやられ、かなり貧相になっていましたが、少し戻ってきたように感じています。

盛りは過ぎましたが、もうしばらく花も楽しめそうです。

枝の途中、一度葉の落ちた部分が復活するものなのか、見守っています。